(仮称)ナミックス・テクノコア

ナミックス+山本理顕設計工場

(仮称)ナミックス・テクノコア

2007年11月19日

vol.3:発泡剤モックアップ

発泡剤モックアップの制作風景です。

1.キノコのヴォリュームがピースとなっている状態。
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2.各ピースは接着剤によって接合される。発泡ウレタンで発泡剤の間を埋めて、サンド処理。
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3.キノコのヴォリュームが完成
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発泡剤のモックアップはクライアント、設計者、施工者のイメージの共有を図る事を目的として作られた。キノコの形状は建築の使い勝手に大きく影響してくる。キノコには空調機器・照明をはじめ間仕切り壁が取り付いてくるわけだが、そこでこれらの要素を実際にキノコに反映させて体感しようという狙いである。
このモックアップを目の当たりにすると次々に意見・感想が出てくる。

「思ったより圧迫感がないな。」
「模型よりキノコ周りは天井が低く感じる。」
「結構近くに寄れるものだね。」

今までイメージでしかなかったキノコが突如リアリティを持ち、自然とキノコを中心に井戸端会議が始まる。家具の場所や空調・照明の取り付き位置、ヒトの動線について。イメージを共有すると何故か話がスムーズになる。これからも少しずつでもキノコが自然な空間と成り得るように、このモックアップが空間のイメージを共有するツールとなる事を期待する。
posted by ozawa at 21:22| Comment(1) | TrackBack(0) | 小澤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月22日

vol.2:キノコモックアップ

Cタイプキノコ(r=3600)の施工検討用モックアップの様子です。

1.使用するのはFGボード(6mm)。
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2.FGボードを3Dを展開した型に沿って切断。水に浸す。
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3.FGボードは水に浸す事で手で簡単に曲げられる程柔らかくなる。
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4.富士山型(キノコを逆さにした型)でFGボードを慣らし、ある程度乾燥させる。
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5.自立するまでFGボードを乾燥させた後、キノコ下地に貼付ける。
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6.パテ埋め、サンド処理を行いガラスクロスを貼った後、ウレタン樹脂塗装仕上げ。
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下地は角形鋼管にφ10の鋼管を巻くように溶接。
1-a.JPG 1-b.JPG

今回のモックアップは下地の組み方とFGボードでの施工方法を確認する物である。
FGボードでの仕上げは下地の組み方に大きく影響されるようだ。
モックアップは一度解体し、下地の組み方を再検討。
次のモックアップでは鋳鋼とボードとの取り合いの目地、塗装の種類を検討する予定。


posted by ozawa at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 小澤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

vol.1:企業のカタチ

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北接写.jpg


ナミックス・テクノコアは新潟市に本社・工場を構える絶縁・導電材料メーカーの新研究所である。2008年10月、ここ新潟市東港に新設される。
建築構成は至ってシンプルだ。一層目はクリーンルームを含む約4000uに及ぶ実験室群である。そして実験室群の直上には屋上緑化エリア。実験室群のヴォリュームに浮かぶようにチームや個人で研究・ミーティングを行うオフィス、といった構成である。
建築の外周に構造体の全くない空間の中に、研究者の様々な活動が行われるのが外から見える。
新潟東港工業団地には金属産業、運輸業、建材業などの様々な企業・工場が立ち並んでいる。休日ともなれば公園に多くの家族連れなどの姿が見られるが、普段は工業団地ということもあり人の気配すら感じる事ができない。風景は閑散としている。車社会の新潟において企業のシンボルは主要道路に向かって大きく張り出された大きなロゴ看板や電飾されたファサード、奇抜な着色などだ。至って表層的である。
ナミックス・テクノコアは東港工業団地において他の企業とは一線を画すであろう。ナミックスの活動は建築の表面に映し出される。研究者の研究活動自体が企業のシンボルとなる。
新研究所が竣工し、ナミックスがここ東港工業団地で動き出した時、ナミックスは新しい「企業のカタチ」を表現することができるのではないだろうか。
posted by ozawa at 09:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 小澤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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